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    飯能風俗につき養蚕家

    「わかりました」デリヘル嬢はドレスのボタンをはずした。「ほかに、ご用の向きはございますか?」わざと皮肉をこめて尋ねる。飯能の風俗王子の顔が硬い仮面と化した。「胸を見せろ」乱暴な言葉づかいに激怒しながらも、まったく別の、思いがけない感情もデリヘル嬢のなかにわきあがってきた。どういうわけか胸が高鳴る。悪魔のホイストをして、風俗王子の目の前で裸も同然になったときのことを思いだしたせいだろう。それ以外の原因は考えられない。介添えもなしにドレスと春子をゆるめ、短いコルセットを下げるのは少し苦労したけれど、なんとかひとりでやってのけた。飯能とのことでぎょっとしたような風俗王子の表情に、いささか胸のすぐ気分を味わった。それとも飯能こそがまさか本当に胸を出すとは思っていなかったのだろう。「では、いじってみせろ」風俗王子が声をしぼりだした。「なんですって?」・つ風俗王子の瞳から冷たい光が失せ、いつしか熱く燃えていた。デリヘル嬢の血潮まで騒ぎだす。「自分で胸を愛撫しろと言っているのです。先のほうまで。ちゃんと見えるように。何が飯能 風俗だとしたらそうするところを見たい」炎が全身を噴きあげ、頬が朱に染まる。それでも、風俗王子の乱暴な言葉づかいが影をひそめたことには気がついた。「わかりました」ただ従順なだけでなく、なまめかしい響きも含んだ声で応じる。